「PRINCE2」の基本知識

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PRINCE2の基本知識

「PRINCE2」は何の略語?簡単に日本語で説明すると・・・

「PRINCE2(Projects IN Controlled Environments 2)」は、英国政府が開発したプロジェクトマネジメント手法です。国際的に広く普及しており、特にヨーロッパでは定番のフレームワークとして利用されています。その名の通り「コントロールされた環境でプロジェクトを進める」ことを重視し、明確なプロセスと役割分担に基づいてプロジェクトを管理します。


あんず
あんず

こんにちは、あんずです♪ 今日はプロジェクトマネジメントで有名な「PRINCE2」について、やさしく解説していきますね!

概要

PRINCE2(Projects IN Controlled Environments 2)は、英国政府が開発し国際的に認められたプロジェクト管理の標準手法です。国際的に広く普及しており、特に欧州を中心に多くの組織で採用されています。「プロジェクトをコントロールされた環境で実行する」という考え方に基づき、「開始」「計画」「実行」「終了」といった段階に分け、それぞれを明確に定義しプロジェクトを明確なプロセスに分けて進行するのが特徴です。

なお、名称にある“2”は 「第2版(Second Version)」 を意味しており、ITプロジェクト向けだった初代PRINCEを、あらゆる分野に適用できるよう再編成したバージョンとして登場しました。

【補足】
PRINCE2は「規格」や「法律」ではなく、実務に活かせる柔軟なガイドラインという位置付けです。


特徴

PRINCE2には次のような特徴があります。

  1. プロセス分割:開始から終了までをプロセスに分けて管理しやすくする
  2. ビジネス正当性の重視:プロジェクトが本当に価値を生むかどうかを常に検証する
  3. 役割と責任の明確化:プロジェクト参加者全員の責任範囲をはっきりさせる
  4. 他フレームワークとの親和性:PMBOKやISO規格とも併用可能
  5. 汎用性の高さ:業界や規模を問わず、幅広いプロジェクトに適用可能

【補足】
PMBOKが「知識体系の整理」に重点を置くのに対し、PRINCE2は「具体的な進め方」を重視しています。


活用事例

PRINCE2は以下のような場面で活用されています。

  • 政府系プロジェクト:欧州の公共事業や行政システム開発での標準的な管理手法
  • 製造業:新製品開発プロジェクトの進行管理に活用
  • IT企業:大規模システム導入プロジェクトでのプロセス管理
  • 教育機関・公共機関:組織横断的なプロジェクトの進行支援

【補足】
欧州では「プロジェクト管理の共通言語」としてPRINCE2が使われることも多く、日本国内でも徐々に普及しつつあります。


メリット・デメリット

メリット

  • 幅広い業界・規模に対応できる汎用性
  • プロジェクトの透明性が高まり、進捗やリスクの把握が容易
  • 国際的に認知されており、グローバルな現場でも通用する

デメリット

  • 文書作成や管理が多く、形式的になりやすい
  • 小規模プロジェクトでは「重すぎる」印象を持たれることがある
  • 習得に一定の学習コストが必要

他フレームワークとの関係

PRINCE2はPMBOKやITILと組み合わせて活用されることもあります。

  • PMBOK × PRINCE2
    • PMBOKの知識体系をベースに、PRINCE2のプロセスを組み合わせることで実務に落とし込みやすい。
  • ITIL × PRINCE2
    • ITサービスマネジメント(ITIL)を実行するためのプロジェクト管理手法としてPRINCE2を用いるケースがある。

【補足】
フレームワークは単独で使うよりも、組み合わせて「強みを補完」する方が効果的な場合も多いです。


まとめ

PRINCE2は「プロジェクトをコントロールされた環境で管理する」という考え方を実現する国際的なプロジェクトマネジメント手法です。特徴的なのは、ビジネス上の正当性を常に確認しながら進める仕組みを持つ点で、これによりプロジェクトが単なる作業で終わらず、きちんと成果を生む活動となります。

株式会社AND’sDesignが運営する「あんずブログ」でも、今後さらに具体的な事例や他フレームワークとの比較記事を紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。


あんず
あんず

最後まで読んでくれてありがとう♪ PRINCE2はプロジェクトの道しるべみたいな存在だよ! 次回も一緒に勉強していこうね!

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